岩手医科大学血液腫瘍内科

女性医師の方へ

女医から見た岩手医科大学血液腫瘍内科の魅力
岩手医科大学血液腫瘍内科西谷真来

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「患者さんが急変して忙しいんでしょ?」
「血液内科みたいな忙しいところに、女医でよく入局したよね」
「血液って難しいから、たくさん勉強しなきゃいけないのでしょ」
よく言われます。
どこの科でもたくさん勉強しないといけないのだと思いますが、血液内科は大変な環境なのでしょうか。
2020年度現在、外来に1人と私と専門研修医に1人の計3人しかいません。それはなぜでしょうか。
血液腫瘍内科という科は女性に優しくないから?
いえいえ、違います。
学会に参加すると分かりますが、結構女医さんをお見かけします。
他大学のホームページを見ると、過半数が女医という血液内科の病院もあります。
今回は、私のキャリアプランや女医としての血液内科の魅力をお話しします。

医師としてのキャリアアップはもちろんですが、結婚出産といったライフイベントによって思うようにキャリアアップできないこともあります。私は、内科認定医や血液内科専門医を取得し、ある程度臨床経験を積んだ後に結婚出産のライフイベントを迎えました。現在1年間の育児休暇後に復帰し時短勤務で診療を続けています。

ライフイベント

出産前の平日スケジュール

出産前の平日スケジュール

私が考える血液内科の魅力

他の科と比較すると急患の数が少ないこと。
日中業務の予定を立てやすい。
効率の下がる夜間の業務を減らし、必要なことの多くを日中に行うことができる。
これは家事や育児に忙しくなりやすい女医さんに特におすすめかと思っています。
入院する患者さんの多くは繰り返し入院や再入院のため、患者さんの病歴を把握しやすい、患者さんと顔見知りになりやすい。
互いの信頼関係を構築しやすい。
年数をかけて手技を磨くわけではなく、勉強による知識を必要とする科である
自分の努力次第でより良い医師になれる。

岩手医科大学血液腫瘍内科の魅力

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医師としてのキャリアプランの他に、女性としてのライフイベントも考えなければならないのが女医として大変なところだと思います。前述のように、育児休暇や出産後の時短勤務等、ライフイベントに合わせた職務形態を考慮してくれる医局であるため、女医さんも安心して入局できる環境かと思います。ぜひ一緒に仕事をしましょう。